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腱鞘炎

...になってしまいました。

3月からの本番続きで無理な練習をしてしまい、

7月のリサイタルが終わって1週間ほど手を休めていたのですが疲労感と痛みが取れず。。。

先週やっと整形外科の音楽家外来のS先生に診て頂いたところ

腱鞘炎と肘の筋肉痛という診断を受けました。

今までも何度か手首に疲労を感じることはあっても

ピアノが全く弾けない、弾く気になれないということはなかったので

自分自身少し驚いていますが、

これを機に身体をちゃんとメンテナンスして

また9月から復帰できるよう今はリハビリに励んでおります。

リハビリと聞くと、マッサージなどを想像するかと思いますが

炎症を起こした腱や筋肉をとにかく温める!治療をしています。

手の腱に関しては”パラフィン浴”とよばれる蝋を溶かした液体に手を浸し

写真のように10分置いて温めます。

剥がすときはパックのようにスルッと向け、

古い角質も落ちるらしく肌がツルツルになります。

(ロウソクのパックでじ~んわり温かいです)

肘の筋肉には電磁波を当て、ひたすら温めます。

2回目の診察では前回伺ったときと何も変わっておらず

来週からは毎日通院ですが、

早くピアノを弾くためにも着実に、確実に、治していきたいです。

また、再発しないために、

ピアノを弾く前にできるストレッチを教えて頂きました。

手の向きを上下交互に壁に押し当てる動作を練習前にすべし、とのことでした。

壁に腕を伸ばし手をついて体重を少しかけて手首の腱を伸ばします。

これを10秒×10回で1セット。

体重をかける際はゆっくり無理のないところで止めてください。

(This is a stretch for worming-up before playing the piano.

Put your hands on the wall and then lean toward little bit so that you can stretch your wrist.

10 seconds x 10 times. When you lean your weight, please be careful not too much and not too quick.)

※これを交互に上下10秒ずつ10回/ 10sec X 10 times up and down alternataly

そしてこの時季はエアコンの風に注意すべし!ともおっしゃっていました。

プールや海に入ることは問題ないようですが、

エアコンの風は想像以上に人間の身体を冷やしてしまうようです。

暑がりの私には大変苦行ではありますが、

カーディガンを着て、手首にはサポーターを付けています。

決してボーリングの選手になったわけでも、ボクシングジムに通っているわけでもないのです。

昨日は弾けたり、今日は弾けなかったり、

40分練習出来たり、10分ももたなかったり、

と今まで当たり前に出来たことが出来なくなるというのは

辛く、不安や焦りもありますが、

これを機に身体の仕組みや練習方法、演奏時の身体の使い方を見直して

これから続く長い音楽生活に役立てれば、と思う今日この頃です!

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